目次
1.大掛かりな足場を設置する必要がない
無足場工法の大きな特徴は、建物全体を囲うような仮設足場を基本的に必要としないことです。
足場を使用する工事では、施工前に足場を組み立て、工事終了後には解体・撤去する工程が発生します。
無足場工法ではこれらの工程を減らせるため、施工内容によっては効率的に工事を進められます。
2.部分補修との相性が良い
「外壁のひび割れが数か所ある」
「一部分だけ塗装が剥がれている」
「シーリングの一部だけ劣化している」
このような部分補修のために建物全体へ足場を設置すると、実際の施工範囲より足場工事の規模が大きくなる場合があります。
無足場工法なら必要な施工箇所へ直接アクセスできるため、スポット補修や小規模な高所作業との相性が良い工法です。
3.足場を設置しにくい建物にも対応できる場合がある
都市部では建物同士の距離が近く、足場を設置するためのスペースを十分に確保できないケースがあります。
また、敷地条件や建物形状によって高所作業車を使用できない場合もあります。
このような現場でも、無足場工法なら施工できる可能性があります。
現場ごとに建物の構造や周辺環境を確認し、施工可能か判断します。
4.建物利用者への影響を抑えやすい
マンション、ビル、店舗、事務所などでは、工事中も建物が通常通り使用されているケースが少なくありません。
足場を設置すると建物の周囲を足場やシートで覆うことがあります。
無足場工法では大規模な足場を設置しないため、施工条件によっては建物利用者への影響を抑えながら工事を行うことができます。
5.工期を短縮できる場合がある
足場を使用する工事では、実際の補修工事とは別に足場の組立・解体期間が必要です。
無足場工法では足場の組立・解体工程を省略できるため、施工内容や現場条件によっては工期を短縮できる可能性があります。
特に施工範囲が限定されている工事では、無足場工法のメリットを活かしやすくなります。

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